こせきさんえい | 小関好義 |
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※苗字はオゼキと読む説もあり。 天明七年庄内鶴岡に生まれた。子供のころ顔がオランダ人に似てるというので(見たことあるのか?) カピタンという渾名がつき、本人もその気になって蘭学を学びに旅立った。江戸に出て吉田長淑に内科を学び、のちにショメール百科事典翻訳などに関わっている。 いったん東北に帰って開業したり仙台で教えたりするが、足に障害があったので書斎での翻訳研究が希望だった。また江戸に行き桂川家に居候しながら医学以外の学問を 深め、さらに英語にも手を出した。天保三年ようやく岸和田藩に認められて仕官し、また崋山や長英と親しくなった。 天保十年、一説には崋山に依頼され聖書を研究 している最中に蛮社の獄が起きた。彼は小心というより潔癖な性格で、障害のこともあって自分の殻にこもりがちの所があり、江戸社交界でのツキアイすら嫌っていた。 ましてや牢屋暮らしなど耐えられず自殺したようだ。 | |
十四150-153,167,170-172,280,293十五125-126,136,138-143,157-169,174-186,198,208-215,228,238,240,259,266十六123十七48,124,221-222,256-257
十八43,269十九31,90二十259 幕末一15四122五180,208七95八82十四192三十一22 | |
A・杉本つとむ編「小関三英伝」(1970.敬文堂) | |
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