まつもとひでもち松本秀持
松本伊豆守
先祖は「のぼうの城」で有名な成田氏に仕えていたという。田沼時代の勘定奉行として活躍。同時に「舞妓さんを箱に詰めた等身大京人形仕立てで プレゼントされた」などワイロ伝説も大量に流布した。
蝦夷地開拓計画というのは比較的温暖な函館あたりを開拓するもんだと思ってたのですが、なんといきなり 根室・国後・択捉あたりに素人を入植させて六百万石収穫するつもりだったらしい。そりゃちょっと無謀じゃないですか?
田沼失脚とともに百石減封のうえ差控、のち赦される。千賀道有の弟を養子にもらっていたがそんなこんなで親元に帰した。寛政九年没。
※実際に工藤平助を訪ねたのは田沼家用人の三浦庄助という人。
八59-64,95,107,111-113,174,221-222,245-247九104,111-116,127,132,135,187,196十二208十六176
幕末一92
C・藤田覚「田沼意次」(2009.ミネルヴァ日本評伝選)・徳富蘇峰「近世日本国民史・田沼時代」(1983.講談社学芸文庫)・関民子「只野真葛新装版」(2008.吉川弘文館人物叢書)
田沼意次/千賀道有/土山宗次郎/ 工藤平助/佐藤玄六/山口鉄五郎/青島俊蔵/ 庵原弥六/大石逸平

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