ちがみちあり | 千賀芳久 |
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※「寛政譜」ではセンガと読まれているが、ここでは漫画内・希望コミックス版索引の読み方に従う。 奥医師千賀道隆の子。 通説では田沼に女を周旋して牢医師から奥医師に出世したと言われるが、父の代から田沼に重用されており、女の世話だけで出世したわけではないと思う。 ともかく千賀家は田沼時代の余禄に預かり、浜町に二千坪の豪邸を構えていた。平賀源内が居候していたのは、秩父の鉱山事業に一枚かんでいたから。 天明元年に奥医師・法眼となったが、田沼失脚とともに寄合医師に移され、さらに寛政三年には家業未熟をもって小普請に落とされる。 弟を松本秀持の養子にしていたがそんなこんなで実家に戻した。例の田沼の妾も義絶した。没年不明。 | |
五158-159,186-191六272-278,291-292,302-303,313-323七7,93九127,275-280十二51 | |
C・藤田覚「田沼意次」(2009.ミネルヴァ人物評伝選)・土井康弘「本草学者・平賀源内」(2008.講談社選書メチエ) ・城福勇「平賀源内新装版」(1986.吉川弘文館人物叢書) | |
田沼意次/平賀源内/杉田玄白/松本秀持 |