あべまさひろ | 阿部正弘 |
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阿部伊勢守 | |
阿部家は少年時代の家康が織田に売り飛ばされたとき一緒についていったという譜代中の譜代。ワイド版無印9巻195ページでクビになった正倫は3代前の
当主である。 正弘は文政二年生まれ、天保七年に福山藩主となり藩政改革を行った。藩校「誠之館」を設立し能力主義の人事を推し進め、また産業を振興し保命酒を 名産品にしたりしている。天保十年に寺社奉行となって改革に参画し、大奥のスキャンダル事件を見事に解決。本当はイケメンなのもあって、これ以後大奥は正弘の強い味方 になった。 天保十四年めでたく老中になる。その後の十年が評価の分かれるところで、「ぐずぐずして自主的開国の機を逃した」とも「じっくり開国への布石を打って いた」とも見られる。 ペリー来航後は一気に改革が進んだが、安政四年病没。 開明派とされているが個人的には儒教教育を重んじ、漢方医にかかっていた。 晩年になって勝海舟門下の杉純道を秘書に召抱え、地球儀を見せられて「世界はこんなに広いものか」と漏らしていたという。 | |
十八13-23,54-60,102,143-145,214-220,227-237,251十九128-129二十5,19-32,42-43,77,82,114-118,259 幕末一6,19,25-27,34,125-132二207-209 三3,9,22-23,39-43,66-67,79-83,91-106,133-134,147,151,177-187,207-208四7,18-20,36-44,49-52,60-61,70,92,116-132,148-163,226五8-10,58-59,81-92,169,202-212 六138七12-25,32-34,37,50八47,58-61,94,172-173九155-165,179-189十9-10,22-27,49,54-55,136-139,186-191,207十一143,168,213十二22,34,103-110,135,150-152十三29十四20-23, 188,193十五182十八196十九31-32二十169,200二十三157二十五150二十六8,156,168二十七52三十一144三十二189三十四8,14 | |
A・徳富蘇峰「近世日本国民史・開国日本(一)〜(四)」(1979.講談社学術文庫)・土居良三「開国への布石」(2000.未来社)・森鴎外 「伊澤蘭軒」(1996.ちくま文庫) | |
徳川家慶/徳川家定/水野忠邦/ 江川太郎左衛門英竜/筒井政憲/島津斉彬 |