さたけよしあつ | 佐竹義敦 |
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佐竹曙山 | |
秋田藩八代当主。寛延元年生まれ、若い頃から狩野派などを学んでいたが、阿仁銅山建て直しに呼んだ源内に洋風画を教わる。代表作に「湖山風景図」
画論に「画法綱領」など。 英明ながら怒りっぽい性格で、二十八年の治世で家老を三十人くびにしている。趣味では金に糸目をつけず、三階建ての江戸屋敷を造り、 平秩東作や太田蜀山人を集めて遊んでいた。留守居役の侍まで朋誠堂喜三二を名乗り戯作を書いた。このように文化的な業績は多大だが、 蘭癖をうまく実益につなげられず藩の借金は二十一万両にのぼった。 天明五年に没。九代目の義和は親の反動で定信に接近し、倹約政策をとった。 | |
五223-239,244-247六21-22,161,274-275,291-299,302,308-311 | |
B・成瀬不二雄「江戸時代洋風画史」(2002.中央公論美術出版) | |
平賀源内/小田野直武/福助/ 田沼意次/平秩東作/太田蜀山人 |