ほしなまさゆき保科正之
幸松、松平肥後守正之、ご大老
秀忠の庶子。家光・家綱時代の大老的存在として徳川幕府と会津藩の土台を固めた。晩年に松平の姓を許されたが固辞しており、正式には二代正容から が会津松平家である。
徳川体制を受け入れる民には仁慈の名君だったが、一揆の首謀者三十五人をまとめて逆さハリツケにした記録もある。山鹿素行を弾圧し赤穂に 流したのも彼である。
※これだけ興味深い人物なのに時代劇にあまりでてこないが、工藤栄一監督「影の軍団・服部半蔵」では名優山村總が演じている。しかし手下の 渡瀬恒彦と西郷輝彦がまったく使えない(忍者のくせに忍耐できない)ため松平信綱(成田三樹夫)・水戸黄門(金子信雄)・甲賀忍者(緒形拳)の連合軍にコテンパンにされ 途中退場してしまうのだった。
二273,277-279,283,300三5,58-98,103,105,112-117,129-142,149-164,182-191十六237,261十八81
幕末一11,77二144-147,155二十七46三十一99-101三十三96,112
A・服部之総「黒船前夜・志士の経済」(1981.岩波文庫)・「徳川諸家系譜」(1970-1984.続群書類従完成会)
神尾静/神尾某/徳川家康/徳川秀忠 /土井利勝/徳川家光/松平容敬/由比正雪/ 山鹿素行

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