あさかかく安積覚
カクシャン、格さん
こないだ打ち切られた時代劇の脇役。明暦二年に生まれ、学問を認められ水戸藩士になる。そして光圀が招いた朱舜水に本場の宋学とラーメンを教わった。
彰考館総裁を務め、黄門様や助さんが亡くなった後もずっと長生きし、生涯かけて「大日本史」の本紀・列伝をひととおり完成させた(明治まで延々やっていたのはタイトル変更とか地理志などの追加作業)。
また本文への論賛(コメント)もつけていたが、「人心を離るれば神器もまた軽し」がモットーで、天皇と言えど過ちはきっちり批判している。天皇を批評するのはケシカラン というので藤田幽谷に削除された。このため戦前は学者としての評価が低かったのだが、逆に見れば公平な歴史家だったと言える。
元文二年没。削除された論賛はのちに 頼山陽が入手し、「日本外史」「日本政記」に活用した。
三135,164-181,192十三89
幕末一75-77,103
A・「日本思想大系・近世史論集」(1972.岩波書店)・石原道博「朱舜水」(1961.吉川弘文館人物叢書)・松本純郎「水戸学の源流」(昭20.復刻1997.国書刊行会)
水戸黄門/佐々介三郎/藤田幽谷/頼山陽

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