こんどうしょうしん近藤仲または義重
丹波国出身。月照兄弟と同時に出家し成就院末金蔵院の住職になった。しかし天保十二年に町娘と間違いを起こして放逐された。還俗し、 信海の情けで寺侍となる。
月照に留守を託されていたが逮捕され、獄中で自殺。死後清水寺からの償いに、境内の茶屋が遺族に与えられた (今も営業している舌切り茶屋)。この末裔が近藤正臣なのだそうだ。
幕末十九21-22二十八143
E・石田孝喜「幕末京都史跡大事典」(2009.新人物往来社)
月照/信海/小林民部

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