やまのうちかずとよのつま
千代?
―
読んで字の如し。出自は近江・若宮氏とも美濃・遠藤氏とも言われ、本名すらはっきりしない。旦那といっしょに各地を転々としてきたので記録を残す暇もなかったようだ。
馬の話は新井白石の「藩翰譜」(1701年成立)に初めて出てくるが、もともとの山内家の記録にはない。土佐の主婦がヘソクリ好きなところから作られた話らしい。
亭主の死後、京で出家し見性院と名乗る。元和三年没。
二35-42,48-49,56-57,67
A・「山内一豊のすべて」(2005.新人物往来社)
山内一豊
/
長曾我部盛親
目次へ戻る