いっしんたすけ
太助?
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大久保彦左衛門の墓の隣に墓がある男。生没年も何もかも不明。三河の大久保家領地の百姓で、彦左衛門の草履取りから独立して両国に家を構えたとされている。
最初に名前が出てくるのは江戸後期の実録本「大久保武蔵鐙」だが、ここでは魚はお供に運ばせ、自分は着飾って口上だけしゃべっているという変人キャラだった。
東映時代劇では中村錦之助が家光と一人二役で、演技の幅を見せつける。
三74-78
百瀬明治「怪傑!大久保彦左衛門」(2000.講談社現代新書)・安彦良和「三河物語」(1995.中央公論社)
大久保彦左衛門
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徳川家光
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