利八郎または利八
陸奥国南部領北郡の多賀丸に乗っていた水主。下北生まれ。延享元年難破、翌年(1745)北千島に漂着。
1746年受洗、 1754年より日本語教師となった。教え子・義兄がフョードル。1782〜86年没。
※南部漂民の残り四人は勝右衛門・伊兵衛・宮古の久助・大間の長助という名前。
十177-181
木崎良平「漂流民とロシア」(1991.中公新書)
フョードル/タタリノフ/トラベスニコフ/トゥーゴルコフ/大黒屋光太夫

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