もがみふで島谷ふで
※秀子と書く史料もある。
明和七年、廻船問屋島谷清吉の妹として生まれる。徳内の祖父の兄の曾孫だとかいう縁で天明八年結婚。
夫を追いかけて野辺地を出奔。一説には袖乞(まあコジキだね)までやって江戸へ辿り着き徳内と奇跡的に再会。二男三女を生む。
彼女の合理的な家計経営と 実家の援助によって徳内も大功をあげられたのだ。天保十一年没。
十27-29,33,58-67,99-102,207-213,230-234,265-271十一6-31,279十二51,81-83,174-212,217,257十四15,21,208-209
島谷良吉「最上徳内」(1977.吉川弘文館人物叢書)・呉秀三「シーボルト先生3」(1968.平凡社東洋文庫)
最上徳内/なよやかな手の農夫

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